オウム目
English: Parrot

オウム目(インコ目)
生息年代: 始新世-完新世, 54–0 Ma
Maroon-bellied Conure (Pyrrhura frontalis) -eating fruit.jpg
分類
:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:鳥綱 Aves
:オウム目インコ目
Psittaciformes Wagler, 1830

(ただし下記参照のこと)
オウム Cacatuidae Gray, 1840

  • Microglossinae 亜科
    (ヤシオウム)
  • Calyptorhynchinae 亜科
    (クロオウム)
  • Cacatuinae 亜科
    (白色オウム)

インコ Psittacidae Illiger, 1811

(側系統群)

コンゴウインコ。一羽は足を使ってクルミを食べている。嘴でクルミを割るために足で保持している

オウム目(鸚鵡目、Psittaciformes、英語では Parrots)はおおよそ350種類、85属からなる鳥類のひとつで英語では psittacines (英語発音: [ˈsɪtəsaɪnz])[1][2] としても知られており、インコ目(鸚哥目、音呼目)と呼ばれることもある。ほとんどの温暖な地域や熱帯地方で見ることができる。通常二つのグループに分類されており、それぞれインコ科(Psittacidae、true parrots)とオウム科(Cacatuidae、cockatoos)とよばれている。

オウム目に固有の特徴として、強靭な湾曲した、直立した姿勢、強力な脚、そして鉤爪をもった対趾足の趾(あしゆび)などがあげられる。ほとんどのインコ科の鳥は全身が主に緑色で、部分的にほかの明るい色をしているが、中には多彩な色をした種類もある。オウム科の鳥ではその色彩はほとんど白からおおむね黒の範囲に及び、可動する羽根の冠(冠羽)をその頭頂部にもつ。ほとんどのオウム目の鳥は性的単型であるか最小限の性的二形である。

訳注:以下オウム目の鳥全般を指してインコと呼ぶ。これにはいわゆるインコとオウムのすべてが含まれる。

インコはカラスカケスカササギと並んで最も知能の高い鳥の一つであり、またその人の言葉をまねする能力からペットとして高い人気を博している。ペット売買を目的とした捕獲が、これ以外の狩猟、居住地の破壊および移入種との競合と同様に、野生の生息数の減少を引き起こしており、ほかのどんな種類の鳥のグループよりも多くのインコの種が絶滅の危機に瀕している[3]

ほとんどのインコの食餌のなかで最も重要な構成要素は、種子ナッツ果実花粉とその他の植物性の素材で、いくつかの種は昆虫や小動物も食べる。またヒインコや柔らかい果実から蜜や果汁を採食することに特化している。ほとんどすべてのインコが木の洞(飼育下では巣箱)に巣をかけ、白い卵をうみ、晩成の雛を孵す。

現存する種類では、その大きさはアオボウシケラインコ(Buff-faced Pygmy-parrot)の10g以下、8cmからスミレコンゴウインコ(Hyacinth Macaw)の体長1m、フクロウオウム(Kakapo)の体重4kgにまで及ぶ。かれらは体長という項目に関して最も変化に富んだ分類目の鳥である。 並外れたインコとしては性的二型性のオオハナインコ(Eclectus、雄は緑色で雌は赤色である)、飛行せずレック型繁殖行動を行うフクロウオウムなどがあげられる。カカミヤマオウムテンジクバタンはとりわけ湾曲の強い上嘴をもつ。